会社の統廃合
会社自体は黒字であっても
部門ごとに見た時には、採算が取れていない部門も
あるのではないでしょうか?
そういった場合、不採算部門を統廃合することによる
整理解雇は認められるのでしょうか?
ということで、今回は
『会社の統廃合』
についてです🏢
今回の話を読んでいただければ、
黒字の会社でも統廃合による
整理解雇は可能だということがわかります💡
知っていただきたいのは“解雇回避努力の必要性”です☝
整理解雇が有効であるためには、
・人員削減の必要性
・解雇回避努力
・選定の合理性
・手続きの妥当性
が必要ですが
最近は全ての要件を満たす必要はないと
判断されるものが増えてきました。
不採算部門の統廃合は、経営の合理化を進めるべく
不採算部門について経営改善を図ることは
経営判断として当然であり
閉鎖によって余剰人員が発生する結果となる事は
避けられないと考えます🙁
しかし、不採算部門の統廃合は可能であるものの
整理解雇を行う上で、実務上問題となることが多いのが
解雇回避努力です☝
統廃合することによる、余剰人員をそのまま整理解雇することは
この解雇回避努力をしていると判断できるんでしょうか?
そのように判断するのは難しいですね。
せめて、希望退職者の募集や配置転換、出向、
非正規雇用者の雇止めなどの方法は取った方がいいでしょう☝
この解雇回避努力を怠ることで
解雇自体が無効となる可能性も十分に考えられます⚠
ただ統廃合して、会社の経営を改善すればいいわけではありません🙅
そこにいる従業員をどうするのか。
このことを含めて統廃合を慎重に検討しなければなりませんね👨🏫
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