懲戒事由
懲戒処分を行う時に、
懲戒の事由をどのように定めているかが重要です☝
判例の多くは、懲戒事由は限定列挙と解しており、
懲戒事由に挙げられていない事由によって、
懲戒処分を行うことは出来ないと考えるべきです。
ということは、懲戒事由を
具体的に
詳細に
定めることが必要になります☝
また、実際に記載事由を解釈する場合には
厳格に行われ、
会社の都合のいい様に解釈してもらえる
とは考えない方が良さそうです😕
抽象的で、どのようにでも解釈できるような
記載内容となっている場合もあるかもしれませんが、
出来る限り、抽象的な表現は避けた方がいいと考えます。
そして、懲戒事由は合理的なものでなければいけません。
法律や公序良俗に反するようなものは
当然無効となりますし、
客観的に見た時に行き過ぎた内容でも
無効になる可能性があります⚠
なるべく詳細に定めた方がいいですが
違反行為をすべて懲戒事由に列挙することにも限界はあり、
全てを網羅することは現実的ではないかもしれません😞
しかし、会社を守るためにも、
また従業員に違反行為を認識してもらうためにも、
なるべく具体的に挙げ、
そしてこまめに就業規則の見直し、
周知を行って行く必要があるのではないでしょうか🙂
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