中退共のデメリット
退職金の積立に中小企業退職金共済を
利用している会社さんもあると思います。
中小企業が加入できる退職金制度となっており、
比較的簡単に退職金制度を導入することができます。
・掛け金を経費にできる
・国からの補助が受けられる(加入後4か月目から1年間)
・掛金納付月数が3年7ヵ月から掛金相当額を上回る退職金が支給される
このようなメリットがあるのが特徴です☝
メリットは把握しているけど、
デメリットってどんなことがあるのか?
・掛金納付月数が1年未満の場合には支給がない
(掛金も戻ってこない)
・掛金納付月数が1年以上2年未満の場合には、掛金相当額を下回る額が支給される。
・掛金納付月数が2年以上3年6か月未満の場合には、掛金相当額が支給される。
このような事もデメリットかもしれませんが
こういった商品(保険等)を利用する場合には
避けては通れないと思いますので
正直、私自身はデメリットだと感じていません。
私自身がデメリットだと感じるのは、
退職事由に関係なく、従業員に直接退職金が支払われてしまう点です🤨
例えば、懲戒解雇等に該当したとしても、
手続きをすれば、退職金は当然に従業員に払われてしまいます。
懲戒解雇に該当したとして、減額の手続きを行うことも可能ですが
減額となった額が会社に支払われることはありません。
加入前に知っておいてもらいたい、
中退共のデメリットです💣
デメリットも分かった上で、上手に利用しましょう😄
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