労働時間の管理
あなたの会社は労働時間の管理をどのように行っていますか?
・本人に任せている
・1日の労働時間しか把握してない
こんな場合には注意が必要です⚠️
そもそも、始業時刻と終業時刻の把握は
必ず会社が行わなければなりません!
ですので、本人に任せていたり
1日の労働時間しか把握しておらず
始業、終業の時刻が分からないという場合は
労働時間の管理が不十分です🙅
把握方法の原則は
①現認する
②タイムカードなどの客観的方法で記録する
の二つのうちのどちらかとなります。
②はイメージつきやすいと思いますが
①についてはどうでしょう?
簡単に言えば、社長が誰よりも先に来て
従業員の仕事を始める時間を目視し
仕事を終わるのを目視してから
一番最後に帰るイメージです。
うちの事務所みたいに、人数が少ない会社なら
可能かもしれませんが
人数が多い会社では現実的ではないかもしれません。
この原則的な二つを行えないのであれば
自己申告という方法を取ることも可能です。
ただし、自己申告にする場合には、
三つの基準を守る必要があります。
一つ目は自己申告を導入する前に、労働時間の実態を正しく記録し、適正に自己申告を行うための説明を行うこと。
二つ目は自己申告により把握した労働時間が実際の労働時間と合致しているか否かについて、必要に応じて実態調査を実施すること。
三つめは従業員の労働時間の適正な申告を阻害する目的で時間外労働時間数の上限を設定しないこと。
この三つをクリアして初めて
例外的に自己申告制とすることができます。
どの方法を取るかは会社の方針により変わりますが
可能な限り原則的な方法を取った方がいいと思います。
【あとがき】
過去にこんなブログを書いていました。
こちらも見てみてください。
労働時間を自己申告
労働時間を正しく把握していないと
万が一が発生した場合
正確でない従業員側の証拠によって
大きな損害を被ることも!!
それだけ会社側に労働時間の管理が
課せられているということでしょう。
労働時間の適正な把握のために.indd (mhlw.go.jp)
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