健康状態と採用
従業員の採用を考えているけど、
メンタルに不調を抱えている方も多いと感じています・・・
採用の面接時にどの程度まで質問していいか
悩む方も多いのではないでしょうか?
採用において、どのような方を従業員として採用するかは、
法律等で特別な制限がない限り、
原則として、会社が自由に決定することができます。
仮に、健康状態を理由に採用を拒否したとしても、
原則として違法となるとは考えられません。
ただし、その調査の方法には限界があると考えます。
病歴や健康診断の結果、健康状態等は
『要配慮個人情報』にあたり、
利用目的を明示したうえで、
本人の同意を得た上で、情報を取得しなければなりません。
かつ、業務の遂行上必要となる範囲内とし
業務に影響のない情報は
収集しないような配慮は必要だと考えます。
メンタル不調に関しては、
労務提供能力の判断要素として
情報収集の必要性が認められます。
本人に対して、
しっかりと必要性を示し、同意を得た上で
健康状態についての質問と回答を得るようにしましょう☝
応募者からするとプライバシーであり、
出来れば知られたくない情報であると思います。
回答を拒む場合には、執拗に回答を求めたり、
「回答をしない場合には採用をしない!」
など強要する行為は避けるべきです🙅
健康に関することに限らず、
相手への配慮は常に心掛けたいですね😌
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