退職届

期間の定めのない労働契約の場合、
従業員が会社に対して退職の意思表示(退職届)をすれば、
2週間の経過をもって雇用契約は終了します。
この2週間は、
会社の都合で延長することは出来ないとする判例もあります。
もちろん従業員側が
2週間以上の期間を指定している場合には
その期間で問題ありませんが、
例えば、
2週間より先の退職日が記載された退職届しか受理しない!
といった対応は認められません。🙅♂️
ただし、合意退職の場合は異なります。
合意退職は従業員と会社の合意によって退職する方法です。
従業員が退職を申し入れ(退職願)、
会社がこれを承諾することで退職が成立します🤝
あくまで、両者間の合意の上で成立するため、
2週間という縛りについては適用されないと考えます。
就業規則上、
「従業員が退職を申し出て、会社がこれを認めたとき」
と規定を設けていることもありますが、
合意退職に関する規定であれば問題ありません。
しかし、退職の意思表示に関する規定である場合には注意が必要ですね☝
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