能力不足
いろいろな会社の就業規則を見ていると
細かな文言に違いはありますが、
解雇のところに
「労働能率が劣り向上の見込みがないこと」
このような一文が
入っていることがほとんどです💡
では、
“入社からずっと
社内の平均的な水準に達していない”
この理由で
「労働能率が劣り向上の見込みがないこと」
に該当するとして、
解雇をしたら有効と判断されるでしょうか❓
この【社内の平均的な水準】は
相対評価であり、
社内の中で優劣をつける評価の方法です📊
ということは、
一定数は平均的な水準よりも
下の従業員が存在することになります💡
仮に、平均的な水準以下だからと
辞めさせた場合、
また新たな平均的な水準以下の
従業員が発生することになります🤔
この相対評価に基づいて
他の従業員と比べて
「労働能率が劣り向上の見込みがない」
としても、解雇は難しいでしょう🙅
数字などの基準を設け、
個人のレベルを評価する絶対評価を
用いた上で解雇を検討する方が
解雇が有効になりやすいと考えています💡
他にも、
能力不足を裏付ける具体的な事実が
必要です☝
例えば、
・仕事に対して積極性がない
・仕事を理解しようという努力が見られない
・仕事中、離籍することが多く、
仕事をしている様子がない
・周りとの協調性がない
このようなことを挙げたくなりますが
これでは、解雇の理由としては
抽象的であると裁判で判断される可能性が
高いです🚨
負け裁判ばかり見ているので、
負けないためにを考えると
ちょっと消極的になってしまいますが、
会社としての感覚を
そのまま裁判に持っていったら
どうなるのかを
しっかりと考えておく必要がありますね⚠️
【あとがき】
キーボードを貰ったので
目線を高くしてみました。
これで少しは姿勢よく
仕事ができるかもしれません。
今までそんなに不便に感じて
いませんでしたが、
やってみると
こっちの方がやりやすいかも🤗
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