事業場別定年制
定年年齢を事業場ごとに異なる年齢を定めることは出来るのでしょうか?
ということで今回は
『事業場別定年制』
についてです👨🦳👩🦳
定年年齢は企業全体で統一して定めている会社が
圧倒的に多いのではないでしょうか💡
定年は就業規則の絶対的記載事項であり
その就業規則は事業場ごとに作成されるものとなっています☝
そう考えれば、事業場ごとで定年年齢が違っても問題にならないと考えます🙂
また、全社的に採用・勤務・給与等において
全く同一とする方針が打ち出されているなど
特殊な事情がない限りは
均等待遇といった公序良俗に違反するという問題にも
該当しないでしょう😊
ただし、異なる定年年齢を定める事業所間で異動がある場合には
どの事業所における定年年齢が適用されるか
という問題が発生する可能性があります🤔
例えば、59歳の従業員が定年年齢が65歳の事業所に勤務していたが
異動により、定年年齢が60歳の事業場に勤務になった。
このような場合、たまたま、最終的に勤務していた事業場の
定年年齢が適用されるということになると
従業員にとっては、定年の時期が
全く予想していない結果となる恐れもあります⚠
また、会社の決定により、従業員の定年年齢を左右することも
可能になってしまいます。
このような状況を避けるためにも
異動の可能性がある事業所間については
定年年齢を統一しておく必要があるのではないでしょうか☝
従業員にとってもいつまで会社で働けるのかということは
気になるところだと思います💡
なるべくわかりやすく、かつしっかりと周知した上で
運用していきたいですね😊
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