従業員の復職(メンタル疾患)
休職期間に入った従業員が復職するためには
休職期間に入ることとなった疾患について
治癒したことが必要です☝
では復職の判断はどのようにすればいいのでしょうか?
ということで、今回は
『メンタル疾患により休職していた従業員の復職』
についてです。
主治医と産業医、ここの役割をしっかりと考えておくことが
必要になってくるかもしれません👩⚕️👨⚕️
休職は労働義務の免除であり
復職の判断は会社側が行うことができます。
ただし、その判断は
医学的根拠に基づいた判断でなければなりません。
従業員が復職を求める場合には
主治医の復職可能という診断書が提出されることが
ほとんどだと思います📄
このような診断書もなく、単に復職を希望してきたとしても
会社としては、診断書の提出や医師の診察を求めることができ
従業員はそれに従う義務があります。
ここで問題となりえるのが診断書です。
主治医の先生は当然メンタル疾患については専門ですが
会社の業務について精通しているかというとそうではありません。
そのため、主治医の『復職可能』という判断が
必ずしも適切であるとは言えない可能性もあります⚠
そこで、復職には会社の業務についても詳しい
産業医の先生の許可を得るなどの方法を取ることも
考えなければいけません☝
また、もしも、主治医と産業医の判断が異なった時にはどうするのか?
この辺りもしっかりと考えておく必要があります。
産業医がメンタル疾患の専門家でないにも関わらず
産業医の意見を採用するとした場合には
その判断についてリスクが発生する場合も考えられるからです⚠
復職した後についても、再発を避けるための配慮も
必要になるでしょう。
復帰に向けた支援についても事前に整えておくと
スムーズに復帰できるかもしれません🙂
本人だけの努力では難しい部分も出てきます🤷♂️
会社としてのサポート体制をしっかりと整えていきたいですね👨🏫
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